アクセシビリティは特定の人だけのための後付け項目ではなく、誰もが必要な情報へたどり着きやすくする設計です。依頼時に対象ページ、確認方法、修正担当を具体化しましょう。
ホームページの見やすさ・使いやすさを依頼書に書く方法は、事前準備・実行・完了確認の順で整理すると抜け漏れを防げます。次の図で各段階の判断ポイントを確認しましょう。
図の項目を使い、候補ごとの回答を同じ条件で記録してください。不明点を残したまま進めず、追加費用・契約条件・利用後のサポートまで確認してから最終判断します。
01主要な利用場面から確認項目を選ぶ
文字の拡大、色の見分け、キーボードだけの操作、画面読み上げ、フォーム入力など、利用者がつまずきやすい場面を考えます。まず問い合わせや申込みなど重要な導線を選び、そのページで必要な操作を整理します。デジタル庁のガイドブックを参考に、要件を制作会社と共有できます。
- 本文・ボタンの読みやすさ
- キーボードで主要操作ができるか
- 画像に意味を伝える代替テキスト
- フォームのラベル・エラー説明
02制作要件と検収方法を決める
「配慮する」だけでなく、対象ページ、確認する端末・操作、発見した問題の記録、修正の範囲を決めます。チェック方法には自動ツールだけでなく、実際にキーボード操作や拡大表示を試す確認も含めます。達成水準を契約要件にする場合は、適用する規格や範囲を明記します。
- 対象ページ・利用シナリオ
- 自動確認と手動確認の分担
- 不具合の優先度と修正条件
- 適用する基準・対象範囲
03公開後の更新にもルールを残す
公開後に新しい画像、PDF、キャンペーンページを追加すると、読みやすさや操作性に差が出ることがあります。更新担当者向けに見出し構造、リンク文言、画像説明、動画字幕などの簡単なルールを用意し、定期的に主要導線を再確認します。
- 新規ページの確認担当
- 見出し・リンク文言の編集ルール
- 画像・動画・資料の扱い
- 定期点検する主要導線
まとめ
依頼書では、アクセシビリティを抽象的な希望で終わらせず、重要ページの利用場面、確認方法、修正条件に落とし込みます。公開後の編集者が使える運用ルールも受け取りましょう。
相談・比較前の確認リスト
- 重要な利用場面を選んだ
- 確認対象と操作方法を指定
- 不具合の修正条件を決めた
- 公開後の編集ルールを用意
公式情報・参考資料
制度や契約条件の適用は、個別の契約・状況によって異なります。詳細は最新の公式案内をご確認ください。
記事確認日:2026年9月27日
予定と成果を、測れる項目に分けてみよう。